Instagramで犬のイラストを何枚か挙げていたら、愛犬パピー期(赤ちゃん)肖像画作成のご依頼をいただきました
何枚かの送っていただいた参考写真がどれもこれも可愛くて、この無垢な可愛さを表現するにはデジタル画でプリントするより手描きの暖かさがあった方がよいとアクリル絵の具とオイルパステルで仕上げる事になりました
送っていただいた写真は、子犬特有のあどけない愛らしさや、ものすごく大切にされているわんちゃん達の様子がびしばし伝わってきました。
「犬のいる」生活ってどんなだったかな・・・
「犬のいる生活」というと私が幼い頃、実家では「クロ」という雑種を飼っていました。その頃は家の中で飼うというおしゃんスタイルな家はほんの僅かで大多数のお宅は屋外にて犬を飼う時代でした
なので当然我が家もです。
暑い日も寒い日も雪の日も雷の日もクロは常に外。ごはんもドッグフードなんてハイカラなものは少数で、人間が食べた残り物で、その中には犬が食べてはいけないものも多分含まれていましたが(玉ねぎとか)クロはとても元気に長生きしてくれて我が家族、特に母の癒しになってくれていました。
クロにとって食生活を含む生活環境はぬくぬくしたものではなかったのに家族の癒しにもなってくれ多大の貢献してくれたのですが、そんなクロにすごく謝らなければならないことがあります。
クロには最大の天敵=ストレスがありました。
天敵、そう、幼き日のこわいもんなしのガキ、私です。
無敵の私は暇さえあれば思いつく手段でクロをいじめていました。今のご時世なら動物保護団体の方にいつ訪問されてもおかしくない。。
繋がれたものVS繋がれてない悪ガキという、クロにとっては最悪のシュチュエーションで、今思うとクロが気が済むまで土下座したいです。
クロにとっては思い出したくもない悪ガキの私だけど、黒い犬を見かけるとかならずクロを思い出して心の中で懺悔しています。
ほんとにごめんね。
クロ、次世は悪ガキのいない家にいって幸せに過ごしている事を切に願います。